代わりのない命

「あのね。涼は私のこと嫌い?」


しばらくの沈黙が訪れた後、
ドアの向こうから返事が返ってくる。



「嫌いだよ。昔から。何も考えてないみたいに
ヘラヘラしてるあなたが嫌い。」



ズキンッ



頭がくらくらする。






もう涼は私をお姉ちゃんとは呼んでくれない。



あなた……なんて他人行儀な。




まるで私と涼は
もう赤の他人だって。




涼が私と関わりたくないって。
その3文字が全てを表してる。