代わりのない命

涼と話してみよう。




話して涼の事をもっと支えてあげたい。
姉としても。お母さんのためにも。





涼は私にとって唯一無二の妹だから。




こんこん
「涼?話したいことがあるの。」



しばらく返事は帰ってこない。
だけど数分後。


「私には話すことなんてない。」


冷たく言い放たれた言葉だった。
まるで涼じゃない声だった。




子供の頃、楽しそうに遊んで私を
お姉ちゃんと呼んでくれていた声じゃなかった。