隼)「……花、ひどいなー、俺のことほっとい
て、他に好きな人つくるとか………」


あ、れ?
隼人、つらそう?
何で? だって、私が好きなのはずっと隼人なのに……
あ、もしかして、隼人、勘違いしてる?


隼)「俺は、ずっと、引っ越してからも、ずっ
と花のこと好きやったのに!」


花)「は、はや」


隼人は、私の言葉を遮って話し出した、


隼)「何で?花も、俺のことずっと好きでい
てくれてるって、信じてたのに!」



――― ブチッ ――――――――――――

私の話を聞かない隼人に対して切れてしまった……

花)「さっきから、なんなの!?
聞いてれば勘違い発言ばっかりして、私
の話しもろくに聞かんと、人の気持ち勝
手に決めつけて、何がしたいん!?子供
のころから、人の話しは、聞きましょ
うって習わなかったん?隼人は、もっと
冷静に判断して、人の話しをしっかり聞
く人やと思ってた!
それは……それは、私の勘違いやったんや
な…………」


隼)「は、花、ごめ」


花)「帰って……帰って!
もう、隼人の顔も見たない!」


隼)「分かった、ごめんな……」


ガチャッ バタン


花)「ひっく、ひっく、ひっく、うっ、」


私は、何てこと言ったんやろ、自分から仕掛けといて、最低やな………………