あの日の夢は嘘じゃなかった...

医者)「そうか、よろしく頼むよ

私からも、良いかな?」


隼人)「?
はい、どうぞ」


医者)「間違っていたら、すまないが
君は、隼人君だよね?」


隼人)「えっ、あ、はい。」


何で名前知ってんだ?


医者)「良かった
君がいるなら安心だね……」


隼人)「あの、何で名前……」


医者)「彼女が来たら2回とも、1ヶ月位
は、入院していてね、3歳のとき
は、恐怖心と疲労だったんだけ
ど、11歳のときは、君の存在で心が
いっぱいだったんだろう、

『隼君に、会いたい!
どうして、隼君は、来ないの?
私が、泣いてるときは、いつも来て
くれたのに!』

って、ずっと言っていたんだ……

ここに居るときは、2回とも、彼女の
精神は不安定だった、今回も多分ね」


隼人)「そんなことが……
俺はッ……」

俺が会いに行けてたらッ

くそッ…