あの日の夢は嘘じゃなかった...

茜は、意味のわからないことを、言い出した……

ツッコミたくなったけど、場の雰囲気で言わなかった……


茜)「あぁ、これは皐月君を問い詰めて聞い
たの、悪い人では無かったよ

で、だよ隼人が居たときは、隼人の友達
という立場で花に話しかける口実があっ
た、でも、隼人が引っ越したことで、花
に会う口実がなくなった、だから、気を
引きたくて、花をイジメた……

でね、これを聞いた時は、去年の夏休
み……
その時、皐月君は、とっても後悔して
た、
『どう接して良いか分からなかった
会うことは、許され無くても、伝言で良
いから、伝えて欲しい、[あの時は、す
まなかった]』

本当は、伝えるべきだったんだけど花
は、皐月君がトラウマだから、皐月君の
名前を出せなかった……

そして、美紅、隼人がこの話しを知らな
くて当然なんだよ……」


美紅)「何で!?」


美紅は、狂ったように叫んだ……


茜)「何でって、そりゃ誰も隼人に伝え無
かったからよ……」