あの日の夢は嘘じゃなかった...


陽菜)「うん、久しぶりだね隼人

元気にしてた?」


陽菜……
陽菜は、俺の姉ちゃんで

2年前に事故で亡くなっ…………


じこ?事故?

そうだ俺、事故にあって……

あぁ、そうか死んだんだ


陽菜)「いいえ、隼人は死んでなんかいないわ」


隼人)「でも、ここはッ!」


陽菜)「ここは、生と死の境目
……だから、まだあなたは生きているのよ

ねぇ、隼人、あなたを待っている人がいるはずよ

思い出してみなさい

あなたに微笑みかけてくれるのはいつも誰?

あなたの横にはいつも誰がいた?」


俺の横には………


隼人)「いつも、 花 がいてくれた
俺は、花のもとに戻らないと」


陽菜)「なら、あっちに白く光る扉に向かいなさい、必ずあなたを導いてくれるわ

元気でね、隼人」