隼人)「ねぇ、用事って何?」


ギクッ ←花


花は、視線を泳がせた

何か隠してる


隼人)「ねぇ、俺に言えないこと?
また……また花は1人で抱え込む
の?」


こう言えば花も言うだろ <ニヤリ>


花)「ッ!………はぁ、分かった言うよ」


花は、渋々承知し少し思い詰めたような表情になった………

これは聞かないほうが良かったかな………


花)「隼人は私が3歳と11歳のときに起きた
こと知ってる?」


3歳と11歳のとき拉致られて、入院したっていう……

俺は、頷いた


花)「その3歳のときにね、長い間監禁され
てて

そのときは、ただただ怖くて幼いなが
らも、お父さんとお母さんからは、も
しかしたら起こるかもしれないって

ずっと言われてたから、その状況は理
解してた

でね、その拉致してきたとこは当時は
世界No.3の組で、結構悪いとこだった

で、うちの組員が1人スパイで侵入し
てた、ところッでもあって………

そ、の人はッわたしを、助けるたッめ
に、こ、殺されッて……」