隼人)「そう、だったんですか
あの花は……」


そうだよ、親父さんが生きてたのは良かったけど、今は、花だっ….


花父)『花か?
花は寝てるよ、自分の部屋で』


とにかく無事なんだ、良かった


隼人)「あの花は、どうなるんすか?」


花父)『花は、帰さないよ』


そんな……


隼人)「じゃあ、花の意思は!?」


花父)『花は、自分の意思を言わない、なら
それでいいということだ、違う
か?』


ギリッ そんなんおかしいッ


隼人)「俺が花を助ける、絶対にッ」


花父)『ハハッ 助ける?君は面白いことを言
うね……

花はもといた場所に、本来いるべき
場所にいるんだぞ?』


隼人)「俺は花を縛っているものから助ける
んだ」