あの日の夢は嘘じゃなかった...

俺たちは、何も言えなかった


花)「ッ!!

ごめんね!
ごめんなさい……」


花は、皆が苦しい顔をしているのに気づいたのか、謝ってきた

それでも、誰も何も言わないから花が口を開いた


花)「そ、それよりさー、ずっと気になって
たんだけど

美紅ちゃんって何で姫になったの?」


倉橋は、いきなり話を振られると思ってなかったのか、すっとんきょうな返事をした

そして、話し出した


美紅)「それがね、茜が総長の格好してると
きに街でばったり会って、家まで
送って貰った所を他の族に見られて
たの……

でね、拉致られそうになったのをギ
リギリ茜が、助けてくれたの

で、守るためにって私を姫にしてく
れたの」


花)「えっ!?

美紅ちゃん、拉致られそうになった
の!?

大丈夫??」


と言いながら花は、今にも泣き出しそうな顔になっていた……

それでも俺は、花に優しい言葉をかける事が出来なかった……

これで拒絶されたらどうしよって思ってしまう

花に拒絶されたら俺が、俺でいられなくなる

俺って、どんだけ花に……………


それより花が、俺の彼女で此処に出入りしてしまった以上いつ狙われるかわかんねぇし、やっぱ花は、『姫』になるのか?