「裏方やりたい人~手あげて」

そんな合図で私は手を挙げた

するとみんなから視線を感じた

えっ…なに?

なんか、文句あるの……? 

首を傾げるとみんながな 

次々に言った

「愛子ちゃんはもちろん接客でしょ~!」

「南ちゃんは裏方はだめだよ!」

みんなの声を聞いて

委員長が私に満面の笑みで言った

「愛子ちゃんわぁ強制で接客役ね?」

それは、もう無理だとは言わせない笑みだった…

「は…………は……い」

皆からの拍手を耳に聞いたときには

ある意味死んだと思った……