私は家にどうやって帰ったのかわからなかった…

もう遅い、もう遅い…

あきらめなきゃ、あきらめなきゃ

そう思っても

思いは募るばかり……

ダメダメ、南原暁斗には、彼女がいるんだから!

そうじぶんに言い聞かせた

明日南原暁斗と、あったらうまく笑えるだろうか……

そんな不安が頭をよぎった

「明日学校行きたくないな~」

そう吐きながらそっと眠りについた……