二人は私、私にみせつけるかのように

目の前でキスをした……

「だよね……あの噂は本当なんだ~……」

小さな声でいったのに、南原暁斗には、聞こえたのか

私と目があいキスをやめた

南原暁斗は、何ともいえない複雑な顔をしていた

そんな顔しないでよ…

あきらめられなくなっちゃうじゃん……

私は走ってトイレに入り

1、2時間泣き続けた……

好きだと気付いたときにはもう遅い…

これほど後悔するものは他にあるだろうか… 

ないだろうね……