空に飛んでいる飛行機を見て、ふと思ったことを俺は口にする。



「なぁ、琴」



「ん?」



琴は、俺が寝ているベッドに腰掛けた。



「琴って俺のこと恋愛感情として好きなの?」



空を見ていた顔を琴に向けて、そのままそう呟くと、琴は特に驚く様子もなく空を見てこういった。