「これとかどう?」



若葉が手にしてたのは、またまたごく普通の一眼レフ。



値段はそこそこだ。



普通なのが、私たちらしいのかもしれない。



「これにしよう!」



そういうことで、私たちは黒の一眼レフを割り勘で買うことにした。