恥ずかしすぎる。 けれど、私がこんなに頑張って、赤面しつつ言ったのに。 もはや言い終わったあと八割がた、噛んだ恥ずかしさで赤面してたけど、頑張って言ったのに。 「…ぶはっ」 茜が盛大に吹き出した。 おいコラ。…おいコラ!!! 「茜さーん?」 「ふ、わ、悪ィ、つかお前、噛みすぎだろ」 「笑いながら謝っても意味ないからね!!?ほんとにもう!……で、ど、どうなんですか」 気を取り直して聞けば、茜がごほん、とわざとらしく咳払いする。