でも前に私を散々に言ってた奴らだからか、茜の対応は適当だった。


どれくらいかっていうと私がその子たちに同情するくらいには適当だった。



もちろんそんな茜と仲良くなるために、私に話しかけてくる人もいて。


そんな子達と、わたしだって頑張って仲良くなろうとしてるのに、結局、茜に相手にされなかったら私を睨んで元の子たちのところに戻って行っちゃうんだから。

まったく、寂しいもんだ。






────でもそんなのも2ヶ月経った今では落ち着いて。



ほとんど、前と同じに戻っていた。



茜と私と伽耶と、クラスは違うけど南は、前と同じく四人で仲良くやっていて。


近づいてくる人も、そんなにいなくなった。




青嵐だった彼らは一時期なくなってた朝のお出迎えが復活してキャーキャー言われる中、嫌そうに登校してくる。