すると、敵の首領らしき男が…



『…黒崎会はこれでおしまいだぁっ!!!』



そう叫んだと同時に、タンクから液体を流して火のついたマッチを投げた。




ーゴオオオォォォォォッ!




いやだ…火の海に囲まれる…!


ーバシャッ!


ドロォ…


すがにいが自分の腹部にナイフを刺した。




私に大量の血がかかった。




『…走れ……逃げるんだ……理子…それが乾かないうちに……』


ードシャッ!