病院での生活はもう慣れた
と言っても
まだ私の記憶の内では2日目だ
実際には5日目だが……
昨日は1日ベッドでいたが
今日から病院内なら歩いていいと
許しがでた
だからあたしは病院内を
詮索することにした
だって……暇なんだもの
ザワザワザワ
ん?
階段を上がっていると5階が
なんだか騒がしい
最上階の5回は
お金持ちや特別患者が入院している
何かあったのかな?
気になり少しスピードをあげて
階段を登った
っ!
ずっとベッドで寝ていたからか
足が思うよう動かず足が絡まった
ヤバイっ!
落ちるっ!!!
ドサっ!
痛……く……ない?
………痛くない
痛くない!
あれ?
どうなってんだ?
すると後から声がした
「大丈夫?」
まるで声優のような甘い声
あたしは自分が
今どんな状況かやっと認識ができた
あたしは甘い声の人の体に
すっぽりと収まるように入っていた
助けてくれたのだ
「すみません!
あ、あ、ありがとうございます」
「病院は滑りやすい から 気をつけて」
「はい!」
「じゃーね」
とても優しい人だった
きっと背は170cmくらい
でも恥ずかしすぎて
まともに顔を見れなかった
でもあの服…入院患者?
あたしは甘い声の人の
背中を見ながらそう思った
