誰もあの頃の幸せそうな顔はしていない。 それはきっと私のせいなんだろうな。 私がいくら「してない」って叫んでも信じてもらえない。 だからもう叫ばないよ。あの時は呆れたな。 でも、まだ壊れないで欲しい。 この「憎しみ」の思いをいつか必ずぶつけてやる。 そして、私が「黒蝶」を潰す。 喧嘩でも気持ちでも私はあんな奴らに負ける気はしないよ。 後はタイミング。一人で。もう誰も巻き込まない。 ――――――もう誰も失わない。