アオゾラをカナデヨ

見つめ合う2人。これからはずっと隣りで私を見守っていてほしい。

たくさん、たくさん話をしたい。色々な場所に一緒に行きたい。

そして、そんな夢のような時間がずっと、ずっと続いたらいい。

香子、背中を押してくれてありがとう。困らさられたこともあったけど、彼女がいたからこそ、私は恋に部活に頑張れた。それは確かだ。

相談に乗ってくれた友達、一平と純夏ちゃん。そっと見守ってくれていた両親。みんなのおかげで、今私は大好きな人とこうして一緒にいられる。

「さ、帰ろう」

「うん」

私がアオゾラように笑えるのは、安斉くんのこのタイヨウの笑顔があるからだ。

青い空を輝かせる眩しくて暖かい太陽。

そんな太陽を優しく包み込む青い空。


これからは、2人の空を奏でようーー。