「じゃ、もしかしてあの時オレのトランペット聴いて泣いたのも、そのせいか?」
「あ、うん。ごめんね。あの時話したらよかったね。でもあれでかなり癒やされたよ」
「そっか」
ちょっと前まではしゃいで楽しませてくれた安斉くんとは全然違う、優しい大人な空気だ。
「怖い思いしたんだな」
あの時の私の涙を思い出すかのように、少し遠くを見る目をする。
「でも、一番怖かったのは一平なのに……私がこんなんじゃダメだよね」
ほんと、安斉くんにまで迷惑かけちゃって。情けないな。
「いや、そんなことないよ。一平ってやつに感謝しないとな。ソウのこと守ってくれたんだから」
「うん」
二人で雨を見つめる。辺りは少しずつ暗くなりボンヤリと街灯が灯っている。
「じゃあさ、城本が見たソウと東南高の男子って……ホントに幼馴染?」
「うん、一平だよ。間違いない」
「……そっか」
やっぱり気にしてくれてたんだ。
「ふふ」
「笑うなよ〜!」
ヤンチャな、大好きな大好きな笑顔。こんな笑顔を見れたら、もう雨なんて気にならないよ。
「あ、うん。ごめんね。あの時話したらよかったね。でもあれでかなり癒やされたよ」
「そっか」
ちょっと前まではしゃいで楽しませてくれた安斉くんとは全然違う、優しい大人な空気だ。
「怖い思いしたんだな」
あの時の私の涙を思い出すかのように、少し遠くを見る目をする。
「でも、一番怖かったのは一平なのに……私がこんなんじゃダメだよね」
ほんと、安斉くんにまで迷惑かけちゃって。情けないな。
「いや、そんなことないよ。一平ってやつに感謝しないとな。ソウのこと守ってくれたんだから」
「うん」
二人で雨を見つめる。辺りは少しずつ暗くなりボンヤリと街灯が灯っている。
「じゃあさ、城本が見たソウと東南高の男子って……ホントに幼馴染?」
「うん、一平だよ。間違いない」
「……そっか」
やっぱり気にしてくれてたんだ。
「ふふ」
「笑うなよ〜!」
ヤンチャな、大好きな大好きな笑顔。こんな笑顔を見れたら、もう雨なんて気にならないよ。



