渚紗「庇ったのって、麗来のことだよね?裕翔の真の狙いは麗なんじゃないの?あの時、元町会は麗を撃とうとして大翔を撃った。」

私たちが駆けつけた時には、大翔と麗しかいなかった。

麗来「そういうことか。」

麗来?

また、1人で乗り込もうとしてるわけじゃないよね?

渚紗「何?1人で納得してるの?」

麗来「いや。でも、裕翔の狙いがわかったから、こっちも手加減はしない。」

ねぇ、麗来。
お願いだから、1人で悩まないで!
仲間を頼って!
力になれないかもしれない。でも、これ以上、大切な人を失う悲しみを味わいたくない。