来…?

麗来「誰が誰だかさっぱりわからん。」

渚紗「そのうちなんかの拍子で思い出すかもね。」

そんな、簡単に記憶って戻るものなのか?

真斗「でも、麗ちゃんにとっては思い出さない方が幸せなのかも。」

そんなに私は残酷な人間なのか?

麗来「記憶がない方が全て新鮮に感じる。」

渚紗「そうかもね。麗来の記憶が戻んない方が私達も嬉しいかも。」

麗来「えっ?」

私ってそんなにやばかったのか?

竜也「ウィッグもカラコンもしてなくて色のついた服だと同い年に見えないよな。」

真斗「ずっと黒だったもんね〜。」