麗来「組長を捕まえない限り紅音は救われないってことか。」

渚紗「殺さないのね。」

麗来「紅音次第。紅音に任せる。私はそれを実行するだけ。」

渚紗「相変わらずの他人思いなことで。」

麗来「私にできる最善のことをするまでだ。」

それが、私が生きてる今、できる償いだ。

渚紗「無茶だけはやめてよ。麗来が桜花英をたとえ信じていなくてもみんなは麗来を大切な仲間だと思ってるんだから。」

仲間か…。

麗来「あぁ。」

ガチャ

羽月「ところで、紅音に雷神任せてよかったの?」

麗来「えっ?」

羽月「紅音はいちよ下っ端。雷神の幹部と同等。」

麗来「知らね。」