《渚紗SIDE》
確かに…お母さんもわからないかもしれない。
大斗「麗来がまた、心を閉ざしてく。」
今回ばかりは私にも責任があるから何も言えないや。
いつもだったらお父さんやお母さんの責任とか言えるのにね。
真斗「麗ちゃんの中で何か変わっててるのかな？感情を出すようになったなんて。」
確かに…今までの麗来だったらありえないことだ。
海斗「そうかもな。今回は麗来が変わる通過点だったのかもな。」
紗来「麗来が変わろうとしてくれてるなら私たちは受け入れて受け止めることまでしかできないわね。」
まぁ、麗来のことだからまた、しばらくは黒豹に厄介になってるんだろうな。
