お母さんとお父さんが族の人間…。
うすうす感じてはいたけど…。
麗来『そうなんですか。』
波美『あんた以外の家族は全員知ってるよ。自分が守りたいと思ってたものに裏切られる気持ちどう?』
波美さん…狂ってる。
麗来『別に。裏切られたと思ってないから。』
波美『本当、あんたってお人好しで姉さんに似てムカつく。』
麗来『お人好しなんかじゃない。ムカつかれてもいい。元町会と陰老を使って私を狙ってたってことだって知ってる。』
波美さんは裏ボス。
表のボスはお母さん。
波美『あーあ。残念。もっと麗を苦しめたかったのに。姉さんにあの時と同じ嘆きを与えたかったのに。』
あの時と同じ嘆き?
何それ。