妖狐と私




「マジで~!?いくの~!?やば~!!」




香奈の笑う声。

















 ああ。




 幸せになりたかった。




 笑いの絶えない家族になりたかった。




 小さい頃は、すごく楽しかったのに




 こんなにも変わってしまった。




 もうあの楽しかった頃には戻れない。




 どうして、こんなことになってしまったんだろう。




 どうして私が、こんなにつらい思いをしなきゃいけないんだろう。




 どうして私は、生まれてきたんだろう。