妖狐と私




体の震えが止まった。



















 なんだ




 そっか




 別に怖がる必要なんてないんだ




 だって




 私が死んでも悲しむ人なんていない




 そして私は楽になれる




 もう毎日、苦しい思いをしなくていい




 悩まなくていいんだ




 だったら……




















私は柵から














手を離した。