愛し方~君が教えてくれたこと~

一応、お礼をする。


「捕まっとけ。俺に。」


知らない男に捕まるのは嫌だけど、振り落とされるのも怖いし逃げるのもなんとなく怖そうなので大人しく従っておく。


バイクはでかい音を鳴らしてどんどんスピードがあがる。


そして数分もしないうちについたのは…


「…倉庫?」にしてはでかい気するし違うかな。


「ああ。龍凛のたまり場。」


わあ、大正解。すごーい。ってええええ!?
龍凛?!あの?
暴走族に興味ない私でも知ってるくらい有名じゃん!!

つい叫びそうになったがなんとか堪えた。


「なんで、私が?」

「…お前は今日から俺が守る。」

「守る…って、なに、から…」
いきなりの発言に少し戸惑う。

「お前が心ん中で怯える全てから。」