そして、時間はあっという間に過ぎて、もう放課後になっていた。 「よし、じゃああたし、行ってくるね!」 そう言ったのはもちろん洋子で、小さな紙袋を下げて教室を飛び出していった。 「洋子、すごい張り切ってるね、誰に告白するの?」 「さぁ?先輩ってことは知ってるけど」 「えーっと、誰だっけ。聞いたんだけど…」 あたしたちは、洋子を待つために教室で話していた。 あたしたちっていうのは、あたし、蘭、風香の3人。 プラス洋子で高校からの友達で、いつも一緒にいるメンバー。