「いや…、先生こそ雛乃と二人っきりでなにしてんの?まさか…」
雅がなにかを全て言う前に、今度はあたしがすかさずフォローを入れる。
「み、雅ったら変な勘違いしてないでしょうね?あたしはただ三浦先生に勉強教えてもらってたのーっ」
「ふーん?こんな埃臭いとこで?」
あわわ、疑いの目はやめて、雅さん。
「俺が元々ここで一人で落ち着いてたのに、コイツが来たんだよ」
ふぅ、と溜め息をついて、迷惑な生徒に困っている、という風を装うはるちゃん。
演技が素晴らしい。
「へぇ。まぁどうでもいいけど。部費、持ってきたのに職員室いねーからさぁ」
「あぁ、悪かったな。この問題児に捕まって戻れなかったんだ」
「ちょっとー、問題児ってあたしのこと?」
「お前以外に誰がいるんだ」
ちょ、はるちゃん本音じゃないよね?ね?
「ま、いいや。じゃ、用は済んだんで」


