家から近いけど、そんなこと全然知らなかった。


本当は目標があった。
この高校よりも、もっともっとレベルの高い高校。


そこにどうしても行きたかった。


でも、
゛1人゛じゃ意味がない。

一緒に行こうねってたくさん勉強したのにね。

「くだらないね」

本当に、くだらない。
こんな話。


「ただいまー」

…うえ?!!


家に入った途端匂ってきた甘い甘い匂い。


きもちわるい!!!