な、何を言ってっ・・・と驚く私だけど目の前の彼はかなり真面目な様子
「だ、大丈夫じゃないかな」
私、高校生と付き合うとかそーいうこと考えられないしっ・・・
「よしっ、じゃあオッケー!」
再び張り切る敏樹くん
・・・うわ、なんか心が痛むというか・・・ごめんね、敏樹くん
ズンズン進んでいく彼の後ろをついていくと
改札付近に敏樹くんと同じ制服を着た人が携帯を弄りながら立っていた
あの人かな・・・
「おーい、綾斗ー!」
「・・・え゙」
ええーーー?!
「美雪さん!コイツが噂の兎梁 綾斗【トバリ アヤト】」
「・・・っ」
間違いない・・・
間違えなく彼は"アヤトくん"だ
綾斗くんは一瞬私を見て驚いたけど、直ぐに何事もないかのように真顔になった

