「莉子さん、体調良くないんじゃ・・・お昼より病院に行かれた方が」
「元気だからそれは大丈夫よ。それより、何注文するか決めた?」
「あ、はいっ」
体調不良じゃないのは良かったけど、じゃあなんで早退・・・?
そう不思議に思いながらメニューを決めて注文する
「ごめんね、変な心配かけちゃって」
「いえ、何もなければ何よりなんですけど・・・」
「実は・・・」
そう言いながら鞄をゴソゴソと探る
何が出て来るのか検討がつかず、わたし1人緊張が走る
そんな中、求めていたものが見つかったようでテーブルの上にスッと出された一枚のカード
「これからココに行く予定なの」
カードをマジマジと見てみると"藤井莉子"と名前が書いてあり
それは診察券だった
「え・・・」
・・・産婦人科の。

