なんて言うか、甘すぎるって言うか・・・弱々しい?
「美雪さん、お腹すいた」
「あ、うん!すぐにご飯作るね!」
私はキッチンに行き、慣れた手つきで夕飯の準備を始める
綾斗くんの家の事情を知ってからは
デートした時も
家でまったりする時も
キッチンを借りてご飯を作ることが多くなった
お母さんが居なくて
お父さんも殆ど帰って来ない。
そんな状況で綾斗くんは普段夕飯を食べていないなんて言うんだもん
食べなきゃダメだよって言ったら今度はコンビニのお弁当やインスタントばかり
そんなの聞いたら心配になっちゃって
会った時くらい、ちゃんとしたご飯を食べて欲しくて。
ササッと肉じゃがの具材を準備して圧力鍋に入れて温める
「綾斗くん、もうすぐ出来るからね」

