「わぁぁ。なんかマロンに会いたくなってきた。マロン元気だよね?!」
「うん。寝てばっかりの怠け者だけど」
「猫は皆そんな感じだよ〜!ねぇ!今日お家行ってもいい?!」
"マロンに会いたいのっ!"と続ける私の頭にポンっと手を置いて
「マロンも美雪さんに会いたがってるよ」
と優しく笑ってくれる綾斗くん
付き合ってから綾斗くんは随分変わったと思う
冷たい表情をしなくなった
どーでもいい。なんて言動がなくなった
ちゃんと、綾斗くんはこちらの世界で生きてるんだ
「えへへっ、綾斗くん大好きだよ」
「美雪さん・・・人見てるからこんな所でくっつかないでください」
「えー!腕にギューしてるだけじゃーん」
「・・・ほんと低脳。幼稚園からやり直したら?」
「わぁ!ひっどおおい!!!」

