もぉっ、綾斗くんってばほんとズルいんだから
振り回されてばっかりだよおっ
そうこうしてる間にもマンションに到着
なんだか帰り道あっという間だったなぁ
ーガチャッと503号室の玄関扉を開いて
「・・・」
ピタリと動きが止まってしまった綾斗くん
「どうかした?」
サァァァっと一瞬青ざめたかと思うと
ドタバダと慌ただしく靴を脱いで家に上がりリビングへ直行する綾斗くん
私は何が何だか分からずポツンと玄関先に取り残され
・・・
え、私これ・・・上がっていいのかな・・・?
なんて不安に思いながらもそっと家に上がると
「なんで居るんだよ」
「よお綾斗!おひさ〜♪」
なんて両極端なテンションの会話が聞こえてきた
そっとリビングを覗いてみると
「・・・へ・・」
目を疑った

