「・・・き、キンチョーするっ」
「美雪はこんなに緊張してるのに年下の綾斗くんはへっちゃらそうだけど?」
莉子さんの言葉を聞き、会場に釘付けになっていた視線を横の綾斗くんに移すと
「・・・なんで、へーきなのっ。」
緊張の色は少しも見えない
ごくごく普通の、いつもの綾斗くん。
「まあ、俺はあくまでサブのサブですから」
"美雪さん達のように挨拶回りもないし"と続ける綾斗くん
「なるほど・・・。」
でも私は、挨拶回りよりもこの雰囲気自体に緊張してるのですが・・・
「美雪、部長とどこで落ち合うんだっけ?」
「えーっと、確か・・・」
どこだっけ??なんて頑張って思い出そうとしていると
♪〜〜
携帯が鳴って、"ちょっとごめん!"っと電話に出る莉子さん

