そう冷たく吐き捨てて私の上から退けた綾斗くん そのまま何処かへ行ってしまった彼は多分玄関に向かったのだろう 微かに聞こえる話し声 ・・・誰だったのかな あ、そっか・・・敏樹くんかな 朝一で来てくれる・・・って・・・ 「・・・ぅ・・」 ツーっと頬を伝う冷たくも暖かいナミダ 平静を装っても 心がズキズキして 「・・・いたいよぉ」 止められない涙 荒れた服を直して鞄を持って玄関に向かう