「じゃ、じゃあっ・・・」
「なにもしてません」
そっか
私達、あの晩
何もなかったんだ
そっか・・・
そっかっ
「・・・よかった」
「えっ、そんな・・・」
私を見て驚く綾斗くん
それは多分・・・私が泣いてるから
「ごめんっ。・・・安心、しちゃって」
私まだ、ちゃんと守れてるんだ
付き合ってもない人としちゃったわけじゃなかったんだ
よかった
よかったっ・・・
「・・・貴女は、やっぱり綺麗すぎますね。俺とは世界が違う」
え?
「もう、俺とは関わらない方がいいですよ。貴女は貴女のままで居た方がいいです」
「えっ・・・それってどういうっ」
私は私のままで?
どういう意味なのか聞こうとした時、藤井姉弟がジェットコースターを乗り終えて戻ってきた

