学校につくまでに、一歩ずつ歩くたびに、この想いを消そう。 少しずつ、それでも確実に、前へと進もう。 そう決意した私は、学校へと一歩ずつ歩き出したのだった。 その想いを心の中に封印しながら。 もう二度とその想いが溢れてこないようにしながら。