だれひとりとして、私を責める人はいなかった。 私、3組でよかった。 そんなこと初めて思ったかもしれない。 それほど私には嬉しかった。 「ほら、膝すりむいてるじゃん!早く保健室に行ってきなよ」 メグに背中を押され、足をひきずりながら保健室へ向かった。