それでも、意地悪な君が好き。







茜は昔からすごく可愛かった。


ハルや晴人の逆バージョンみたいな感じで

モテモテ。



当たり前のように

下駄箱には毎回どっさりとラブレターが入っていた。



見た目も
お人形さんのようなクリクリお目目

スラッと高い鼻

天然の可愛いアヒル口。

背も高くモデルのようにスラッと長い脚。



そんな茜が少し大人になり…

綺麗な顔にほんのり化粧をしていて

美しさに拍車がかかっている。



高嶺の花とは茜のためにある言葉なんじゃないかと思うくらいだ。



性格も基本ハキハキとしていて

裏表がなく

いつも笑顔で

誰とでも仲良くなってしまう。


まさにパーフェクト。





そんなわけだから

あたしも、和花もまた茜に会えて本当に嬉しかったし

また一緒に居られるって喜んでいた。











なのに………

そんな茜がまさかあたしの恋のライバルになるなんて

思ってもみなかった―――