「お面もかつらもできてますよ。和泉さん。」

「よし、それじゃあ、」

「まって、和泉さん。」

「どうした?赤城?」

「ここに蘇芳も居ますよ。ターゲットに加えますか?」

「蘇芳か‥そうしようか。皆ー!ターゲット3人だからよろしくー!で!やっと出陣!!」








「来たぞーーー!!!!反乱軍だーーーーー!!!!!」

「っっ…!!」

「心配するな。諱。わしが守る。」

「..蘇芳師匠!」

私は蘇芳師匠を信じればいいのだ。
何も焦ることはない。

【目の前の敵を抹殺するのみ】

「あ、あれは!!!」
「反乱軍の山姥(ヤマンバ)だ!!!」
「本当に能面をつけてやがる。気色わりぃー。」

「こいつら…は、ターゲットではない。」

「っっ…!?!?」
「?!」
「なっ‥!!?どういうことだ?」

「芍薬ちゃぁぁん。まだ、山姥なんか言われてますねぇぇ。」

「宇佐君。ターゲット…居たよ。蘇芳だっけ。私、殺ってい?こいつ、何やったの。」

「ああ、蘇芳ね。そいつはね……………。」

「酷いことしますね…でも、さすがに私、それは、食べれません。」

「和泉さんも言ってたよ、適当に殺しとけって。さすがに、俺も食えないわ☆」

「了解。」

「じゃ、俺は先に、紫苑と和泉さんと合流しとくねん。」

「了解。」

「諱!!………………山姥だ。」

「あれが…。」

黒い髪をなびかせ、能面の面をつけ、殺しをする姿はまるで山姥。
蘇芳師匠には近づかせない!!!

「蘇芳師匠!!ここは私に!!!!」

「しかし、諱!」

来た!!山姥!

「こいつは…ターゲットではない。」

「っっ…!!!!待て!!!」

…!?仕込笛………刀に小刀で対応とは‥なめてやがる。

「ターゲットを抹殺するのを邪魔するものが居れば殺してもいい……お前殺すぞ。」