【短】もうチョコはいらない。



「り、お.....」
やだ、来ないで。

だんだんと近づいてくる理央に、私は一歩退く。
今は、会いたくなかったのに。今は、理央の顔なんて見たくなかったのに。

どうして、近づいてくるの?

「おい」
私のすぐ近くまで歩いてきた理央が、クラスメイトを睨んだ。

すると、バッと乱暴にクラスメイトの手からチョコを奪った。

理央.....?


「これはお前じゃなく俺へのチョコだ」