あれから2日が過ぎた。 双治からは、電話やメールがたくさん来るようになった。 ピーンポーン♪ 「はい」 ドアを開けると、いつもの双治が立っている。 制服を着て。 「お嬢様をお迎えに来ました」「お嬢様って止めてよ。ソレ」 「ヤダ」「名前で読んでよ」 「夏乃~♪」 「あっ、ちょっと待ってて」 あたしは、2階に上がりお弁当をいれたバックとスクールバックを持って双治の元へ行った。