「冬と言ったらこれだー」 コタツに蜜柑。 うん、最高。 「もう動きたくないー」 ホカホカとしたコタツは、本当に人を駄目にする。 「太るよ?」 同じくコタツに入って本を読んでいた彼氏くんが言った。 「む。」 そっちだって、コタツに入ったら意地でも出ないじゃんかー。 とは言えない。 動かなくていいように、横に本を大量に積んであるじゃないかー。 とは言えない。 「じゃあ、一緒に運動しよう」 何だかんだ言って、一緒にいるこの時間が幸せだから。