「冬と言ったらこれだー」
コタツに蜜柑。
うん、最高。
「もう動きたくないー」
ホカホカとしたコタツは、本当に人を駄目にする。
「太るよ?」
同じくコタツに入って本を読んでいた彼氏くんが言った。
「む。」
そっちだって、コタツに入ったら意地でも出ないじゃんかー。
とは言えない。
動かなくていいように、横に本を大量に積んであるじゃないかー。
とは言えない。
「じゃあ、一緒に運動しよう」
何だかんだ言って、一緒にいるこの時間が幸せだから。
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
読み込み中…