だから、俺にしろよ。~運命の人と恋する方法~

「………本当に、か?」


「ほ、ホントですよ!」


嘘をついたのがバレないか心配で、あわてて目をそらす。


「そうか……」


「は、はいっ!」


それ以上は何も聞かれなかったけど……でも、なんでそんなに気にするのかな……?


私がそう考えていると、


「んじゃ、これ、もらうから」


野上くんがプレゼントを手から奪っていった。


「うわあああっ!?だ、ダメですっ………!」


「ん、俺、ボロボロでも大丈夫だから」


そ、そういうことじゃなくって………!