その日から少しの間騒ぎはおさまらなかった。 ただ話してるだけでも騒がれる始末。 話したいだけなのにな。 「三輪、今日飲み行ける?」 数日後、また桜井君に誘われた。 桜井君との飲み会は楽しかったしまた行きたいけれどまた醜態をさらすのは勘弁。 「飲みすぎないようにします。」 そういった私の頭を桜井君はくしゃっと撫でた。 私の胸は、少しだけ高鳴った。