フィンセはナンバー1


 しょんぼりと、肩を落としながら教室へ行くと、クラスのみんなが、騒ぎ立てていた。

「未来ー。みんな、どうしたの?」

 自分の席で、元気なさそうにしていた未来に、聞いてみた。

「それが……。文化祭でやる催し物。うちのクラスだけ、中止だってー」

「えっ!」


 催し物が中止ー!?


「席に着けー!」

 教室で騒ぎになっている中、先生が教室に入って来た。

 先生の呼びかけで、みんな、バタバタと席に着きはじまる。

「授業を始める前に、みんなに、残念な報告がる。もう、みんな知っていると思うが、文化祭の催し物だが、うちのクラスだけ中止になった」

「やっぱり!」

 また、みんなが騒ぎ立てれる。

「やっぱり、あの記事のせいじゃないのか?」

「きっと、そうだよ。それに、あの写真ー。坂口さんぽいよねー」

 みんな、コソコソと噂を始めた。

「静かにー!そこでだ。今から、簡単な物でいいから、違う催し物を考えてくれ!」

 先生に言われて、

「えー!今から?」

「一週間しかないのに無理です!」

 みんな、文句を言い出した。

「それはわかるが、何とか頼むよ!」

 先生も相当、困っているみたいだ。